政治の時代あるいは内面の時代
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1990年代以前の〈政治の時代〉あるいは〈内面の時代〉においては、読書はむしろ「知らなかったことを知ることができる」ツールであった。 そこにあるのは、コントロールの欲望ではなく、社会参加あるいは自己探索の欲望であった。 社会のことを知ることで、社会を変えることができる。自己のことを知ることで、自己を変えることができる。 (三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』)« Back to Glossary Index