反脆弱性
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人間の心には、反脆弱性と呼ばれる性質があります。これは、逆境に直面すると強くなる性質です。 圧力がかかるとダイヤモンドになる炭素のように、あるいは繰り返し細菌に触れることで強くなる免疫系のように、 心は、難題という形での刺激を必要としているのです。 人生に起きる本物の難題をどれも否定し拒絶した時には、脳は埋め合わせをしようと、乗り越えるべき問題を自ら作り出します。 ただしこの場合、人生にとってあまり意味のある問題にはなりません。ただの時間の浪費です。 (ブリアンナ・ウィースト『感情戦略』)« Back to Glossary Index